H系出会いサイトのトラブル 高額請求、脅迫取り立ても続出(毎日新聞)
インターネットの中にもストーカーは存在します。ネットで知り合った異性に、恋愛感情を抱きそこからラブレター(メール)を送るが、受け入れられないとなると、ふられた腹いせにセクハラメールを送ったり、多数の掲示板に相手の個人j情報を書き込んだり、本人になりすまして、チャットや掲示板での暴言をふるうなど実社会でのストーカーよりもたちが悪いとさえ言えます。 また、ネット上だけでなく、実際にイタズラ電話などの一般的なストーカー行為に及ぶ人もいます。
<参考>メールマガジン第3号・・・ストーカー規制法Q&A |
ネットストーカーにねらわれる原因
実社会でストーカーに狙われる場合は、加害者と被害者が現実にどこかで接している場合がほとんどです。例えば、実際に付き合っていたがふられたとか、毎日の通学・通勤電車の中で一目惚れしたとか、ファンがタレントを追っかけ回したとかです。
1.被害者のホームページ ・ホームページ掲載の被害者の写真に一目惚れした
2.出会い系のホームページ・メルマガ 私はメルマガを発行しているが、出会い系のメルマガは全体の1〜2割を占める勢いであり、また、出会い系のホームページも無数といえるほど多数存在する。このような出会い系サイトに詳しい個人情報を掲載していると、当然狙われる原因となる。 また最初は何も問題はなくても、メール交換を続けている内に、
3.掲示板 掲示板での応答が原因となる場合も多い。「掲示板荒らし」の原因にもなっている。”生意気な書き込みをしている”とか”自分の意見を否定した”とか”自分を見下している”とか、とにかく原因は様々である。 4.チャット チャットは、リアルタイムであるだけに、掲示板やメール以上に、感情が高揚しやすい場である。感覚的には、電話で会話している場合に似ているので、恋愛感情も抱きやすいし、反面、嫌悪感情も抱きやすいと言える。 5.加害者のホームページ *以下の記述は、一般的なものではなく、あくまで、ネットストーカー目的等の悪質な行為のための手段として、サイトを運営している場合の例です。 ・アクセス解析をしている場合
これらの場合から直接ストーカー行為に及ぶ可能性は少ないですが、被害者に興味を持つきっかけとなる場合があります。 6.その他 現実のストーカー行為同様、現実で何らかの接点を持っている被害者に対して、ネットの匿名性を利用して、嫌がらせをすることも多いです。すなわち、ネットストーカー規制法が出来て、現実のストーカー行為ができなくなったので、その代わりに、ネットで相手をつけ回す行為に及ぶ場合です。ネットストーカー行為は、現状では、法規制されていませんので、このケースが増える危険性があります。 |
加害者の感情
ストーカー行為に走る感情的原因は以下の3つでしょう 1.恋愛感情(ふられた、一方的な恋愛感情を抱いた等) 2.怨嗟感情(メール、掲示板、チャットでのいさかい) 3.単なるイタズラ、もしくは、ゲーム的感情 *ストーカーになりやすい人は、自尊心(自己愛)が強く、対人関係が下手な人が多いようです。したがって、ふられたり、馬鹿にされたりすると、プライドが傷つけられて、ストーキング行為に走りがちになるわけです。 |
具体的な被害
1.メール爆弾。SPAMメール、ウィルス付きメールを送られる。
2.被害者の名前やメールアドレスを勝手に使ってアダルト系や出会い系の掲示板にわいせつことを書き込まれる。被害者の写真を同様の掲示板に公開される。 3.被害者の日常の行動や、チャットや掲示板での言動を、勝手にあちこちで公開される。 4.被害者になりすまして、アダルトグッズ等の通信販売に勝手に申し込まれる 5.被害者の掲示板に、誹謗中傷・脅迫・わいせつな言葉等の極めて不快な発言を書き込まれる。 |
迷惑電話への対応について |
1.基本的にはNTT(116)や、NTTドコモ等の携帯電話各社にお問い合わせ下さい。
2.NTTの場合 (1)ナンバーディスプレーやナンバーリクエストを利用する (2)迷惑電話お断りサービスを利用する 3.携帯電話の場合 (1)「非通知設定」をすれば、かなりイタズラ電話は減ると思います。
|
NTTドコモは、携帯電話からインターネットに接続するiモードに、特定
の相手からのメールを拒否できる機能を無料で追加すると発表した。
あらかじめ相手のメールアドレスを指定しておけば、最大5件まで受信を拒絶できる。今月30日から全国一斉にサービスを始める。 音声の着信拒否機能はこれまでもあったが、メールの受信拒否機能はドコモの携帯にはなかった。連絡をとりたくないにもかかわらず執ようにメッセージを送ってくる「メールストーカー」に悩むケースや、意図しない広告案内メールなどが繰り返し送信されるトラブルも増えていた。顧客からの要望にこたえて「撃退機能」を設けた。 iモード同士に限らず、他社の携帯電話やパソコンからのメールも拒絶できる。メールの一括拒否や、逆にあらかじめ指定したメールだけの受信も可能になる。<2000年11月22日朝日新聞朝刊より> |
対策1(事前予防) |
1.個人情報(住所・氏名・電話番号・写真等)は、ネット上(掲示板・チャット)では、公開しないことが原則です。出会い系サイトの場合も、あまり詳しい個人情報は載せないことです。メールアドレスも、フリーメールサービスを使うことも考えて良いでしょう。
2.懸賞やアンケートも、個人情報収集のために設置されている場合もありますので、身元の不確かな懸賞やアンケートには応募しないようにしましょう。 3.ホームページや掲示板やチャットやメールでの言葉使いには気をつけましょう。好意ではなく悪意で狙ってくるストーカーもいるのです。他の参加者やタレントなどの個人を中傷するのは特に危険と言えます。 4.メール友達やチャット仲間と実際に会う時は、会う時間帯や場所には十分気を付けてください。また、ある程度その人の人格が見えてきてから会うのは当然です。(但し、メールやチャットでは、とっても良い人だったのに、実際に会ったら豹変した・・というケースも極めて多いです) 5.女性の場合は、彼氏がいると言っておけば、被害に遭う確率はかなり減ります 6.IPアドレス(リモートホスト)が表示される掲示板やチャットの場合、そのIPアドレスから、ある程度個人情報が特定されるときがあります。IPアドレスから分かるのは、アクセスポイントくらいなのですが、もしあなたの名前が相手に分かっていれば、電話帳等を利用して、あなたの住所・電話番号が漏れる可能性があります。したがって、このような掲示板に行く場合は、プロキシサーバーを使うことも考えられます。 7.恋人と別れるときは、「別れた」ことを、はっきり相手に認識させなければなりません。あいまいな態度はかえって問題を複雑化します。
|
対策2(事後対策) |
不幸にして、ストーカーにつけ回されるようになった場合は、以下のような対策があります。
1.自力救済は、原則として避けて、親兄弟や親戚、信頼できる友人や教師、上司等にまず相談してください。 2.自分のプロバイダー、及び、相手のプロバイダーに相談してください。 3.以下の機関に、相談に行ってください。 警察(性犯罪110番・女性のための安全相談所等)
地方公共団体・弁護士会の無料相談 地方公共団体の女性センター・婦人相談所・いのちの電話等 「人権相談所」
4.出会い系サイト等に掲載されている個人情報は削除を要請する 5.加害者からのメール、掲示板のログ、その他証拠になるものは、必ず保存しておく。他者に送られたメールや、他者の掲示板に書き込みがされた場合は、その人に依頼して、保存しておいてもらうか、自分に送ってもらう。 6.自分の掲示板は防御機能の強いものに変える。メールソフトも防御機能があるものは、その機能を活用する。 *信頼できる興信所・探偵社に相談に行く方法もありますが、当然有料です。 *消極的な対策になりますが、以下のような方法もあります。
その他、当サイトの「ストーカー対策の過去ログ集」をご覧下さい。
|
ストーカー規制法とインターネット <週刊アスキー2000/11/7号より> |
ストーカー規制法では、手紙、電話、ファクシミリ等を使った、ストーカー行為には明示しているが、メールや掲示板などインターネット上の行為には触れていない。そのため、インターネットを使った嫌がらせは規制できないという考えもある。しかし、これに対して、警察庁生活安全企画課で、ストーカー規制法の策定に関わってきた山下史雄理事官(警視正)は、次のように語る。
「ストーカー規制法では、インターネット上の行為も規制の対象になる。相手の行動を監視しているかのようなメッセージをメールで送ったり、掲示板に書き込む行為や、相手の名誉を害する内容をメールで送ったり、掲示板に書き込む行為などは、規制の対象になる。また、相手の性的羞恥心をあおるような内容をメールで送ったり、掲示板に書き込む行為も規制の対象になる。」と断言する。また、「規制法では、手紙、電話、ファクシミリなど、ストーカーの手段を限定していない」と説明する。 現時点では、相手に対して嫌がらせや名誉毀損の内容のメールを何度も送りつけても、名誉毀損罪には該当しない。これは、名誉毀損罪の場合、”公然性”が必要とされ、多くの人の閲覧が可能であることが条件とされるからである。
|
ストーカー規制法について(鳥取県警のサイトより) |
1 つきまといとは
あなたに対する恋愛感情などの好意の感情、その感情が満たされなかったことへの怨みなどの感情を充足させる目的で、 あなたやあなたの身近な人(配偶者・親族など)に次の8つのパターンに類型化された行為をすることをいいます。 パターン 1 つきまとい・待ち伏せ・押しかけ ・あなたの自宅や職場、学校などに押しかける パターン 2 監視していると告げる行為 ・あなたがよくアクセスするインターネット上の掲示板に、上記の内容などの書き込みを行う パターン 3 面会・交際の要求 ・贈り物を受け取るようにあなたに要求する パターン 4 乱暴な言動 ・あなたの家の前で大声を出したり、車のクラクションを鳴らしたりするなど乱暴な言動をする パターン 5 無言電話、連続した電話・ファクシミリ ・あなたが拒否しているにもかかわらず、何度もファクシミリを送信してくる パターン 6 汚物などの送付
パターン 7 名誉を傷つける
パターン 8 性的しゅう恥心の侵害 ・望んでもいないのに性的に恥ずかしいと思う気持ちを起こさせて精神の平穏を害する(「わいせつ」まで至らないものも含まれる) 2 ストーカー規制法の仕組み 警察にストーカー被害の相談をすると、新しい法律では、次のような流れで対応されます。
3 被害状況を明らかにするためのポイント
|
ストーカー概論 | ストーカーは犯罪! |
ネットストーカー撲滅委員会 | 女性のためのインターネット護身術 |
アクセス向上大作戦 | 悪質つきまとい(ストーカー)からの防犯対策 |
参考図書
<参考記事>
|
||
<参考>『ネットストーカーから逃れる方法』で紹介されているマニュアル
1. 相手の意見は決して否定しない。 2. 受け入れがたい意見の場合でも、「その通りだと思います、でも……」と返す。 3. 批判されたら、「おっしゃる通り」「勉強になりました」とかわす。 4. 言うまでも無いが、丁寧な口調は崩さない。 5. 機会ある毎に、相手を持ち上げる。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||